日本が悲願のベスト8進出に望みをつないだ。日本(世界ランク12位)はサモア(同11位)に完勝し、通算2勝1敗(勝ち点8)で初めて1大会2勝を挙げた。

 ロックの大野均(東芝)がサモア戦に37歳150日で先発出場、村田亙の持っていた日本代表最年長出場記録を更新した。

 福島県郡山市出身の大野は日大工学部から東芝入り。04年に代表デビュー、この日の出場で自身の持つ日本歴代最多キャップ数を96に伸ばした。「最年長出場として記録に残ることを名誉に思う」と話していた大野は前半で退いたものの、相手にプレッシャーをかけ続け勝利に貢献した。