オービックがオール三菱に快勝した。

 第1QにQB畑卓志郎(25)のタッチダウンで先制すると、地力の違いで圧倒。その後も司令塔の畑が球を散らして、前半だけで3本のタッチダウンを演出した。

 大橋誠ヘッドコーチ(50)は「三菱のディフェンスに決め打ちされるとやっかい。最初から意図的にいろいろな選手に渡すよう指示した。忠実に試合を運んでくれた」と満足そう。

 17日のファーストステージ最終戦は、前年度日本一の富士通と当たる。「次は大事な試合。1プレーの重みを認識して戦いたい」。2本のタッチダウンで勝利に貢献したRB原卓門(27)は気を引き締めていた。