IBMがシルバースターに逆転勝ちした。

 第1Qにフィールドゴールで0-3と先制を許したが、第2Q1分22秒、ゴール前の自陣1ヤードからDB星田光司(32)がインターセプトリターンタッチダウンのビッグプレーが飛び出した。

 一度はひっくり返されたが、アサヒビールのQBメイソン・ミルズに対して5つのサック、5回のパスインターセプトを記録して主導権を握った。最後は、DLジェイムス・ブルックスのインターセプトリターンタッチダウンで試合を決めた。「相手QBの逃げる方向へと追いかけたら、球が飛んできた」と笑いが止まらなかった。5月の東日本交流戦では9-34と完敗している。「攻撃でも守備でもいいチームワークを発揮できた。ナイスゲーム」。山田晋三ヘッドコーチ(42)は選手たちにこう声を掛けていた。