世界ランク127位の伊藤竜馬(27=北日本物産)が、同4位で今大会第1シードのスタン・バブリンカ(30)と対戦し、フルセットに持ち込む健闘を見せた。

 第1セットは順当に6-4でバブリンカが取ったが、第2セットで6-2とバブリンカを圧倒する形で、伊藤がセットを奪い決着は最終セットにもつれ込んだ。

 第3セットではバブリンカが実力を見せ、2連続のブレークを含む4ゲーム連取などで勢いづき、勝利した。それでも伊藤は1ブレークを奪い返し、6-4まで盛り返す粘りを見せた。

 伊藤は強者相手にもひるまず果敢なテニスを披露。気合いの入ったプレーで観衆を魅了した。