ラグビーのW杯イングランド大会に出場している南アフリカのプロップ、フランス・マルヘルベ(24)が、7日の米国戦で相手選手のトルービルにかみつき行為を行ったと、7日付の英紙デーリーメールの電子版が報じた。

 米国代表は、事件のことを写真とともにトルービルに確認したところ、肩にパットが入っていたために、審判に報告しなかったと答えたという。

 南アフリカの広報は「我々はそのことに関して、認識がなかったが、審判がどのようにジャッジするかは、彼ら次第だ」とコメントした。国際統括団体、ワールドラグビーはビデオで再検証した結果、かみつき行為はなかったと声明を発表。「この問題は、写真に基づいた訴えに関して注意が必要であることを示している」と説明した。