7人制ラグビー男子日本代表の瀬川智広ヘッドコーチ(44)が、ラグビーW杯イングランド大会で活躍したリーチ・マイケル(27=東芝)、山田章仁(30=パナソニック)、福岡堅樹(23=筑波大)、藤田慶和(22=早大)の4人を、リオデジャネイロ五輪アジア予選(11月7~8日、香港)直前の国内合宿(19日始動)に招集する意向を示した。

 12日、アジアセブンズシリーズ第3戦スリランカ大会を制して、成田空港に帰国。「エディーさんのもと、選手として、決められたことを、どうやりきったかを伝えてほしい」と期待した。15人制日本代表の帰国後に4選手の参加意思を確認し、最終決定する。

 セブンズ日本代表は今季同シリーズで、第1戦中国大会、第2戦タイ大会に続き3連覇中。桑水流裕策主将(29=コカ・コーラ)は「彼らが持っている、勝つ文化を吸収したい。存在は頼もしくなるが、やすやすとポジションを渡すつもりはない」と闘志を燃やした。W杯の盛り上がりを受け、「ラグビーの波がいま来ている。11月の五輪アジア予選は、そういう意味でも大事。必ず優勝して権利を獲得します」と誓った。