日本が6種目合計270・818点で、1978年ストラスブール(フランス)大会以来37年ぶりの世界王者に輝いた。

 【経過】

 ▽床運動

 内村が15・800点と好スタート。15点台の早坂の後を受けた白井が大技を次々と決めて16・325点。トップに立つ。

 ▽あん馬

 加藤、内村と危なげなくつなぎ、萱がG難度「ブスナリ」を決めて15・400点と貢献。

 ▽つり輪

 弱点種目で加藤、田中、内村が着地まで大きなミスなくつなぐ。

 ▽跳馬

 早坂と、大技「リ・シャオペン」を決めた内村がラインオーバーするが、白井が「シライ/キムヒフン」を鮮やかに決めて15・533点。

 ▽平行棒

 予選で落下した加藤が15・533点と雪辱。田中は落下するが、内村が着地までほぼ完璧にまとめて15・866点。

 ▽鉄棒

 加藤の好演技後に田中が落下。大トリの内村も離れ技で落下するが、4種目目までの貯金で逃げ切った。