フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯で、2季ぶりのGP復帰戦を優勝で飾った浅田真央(25=中京大)が8日、北京・首都体育館でのエキシビションに出演した。

 今季の「踊るリッツの夜」を披露したほか、フィナーレでは男子で優勝したハビエル・フェルナンデス(スペイン)と、互いのプログラムの一部を演じ合ってコラボレーションも実現した。

 今後の目標として18年平昌五輪について聞かれると「復帰を宣言したときは、五輪の事よりもまずはシーズンに間に合うかなという気持ちが大きかった。いまこうしてシーズンに間に合って、調子もいい状態できてますし、次の試合に向けての方が大きいですが、頭の隅には五輪というものはあります」と答えた。

 次戦は26日開幕の第6戦NHK杯に出場。シリーズの成績上位6人に与えられる来月のGPファイナル(スペイン・バルセロナ)への切符を狙う。