日本体操協会は13日の常務理事会で、世界選手権で団体総合、個人総合、種目別鉄棒の3冠に輝いた男子の内村航平(コナミスポーツク)に過去最高額となる報奨金600万円を贈ることを決めた。

 規定では金メダル獲得で50万円だが、個人総合で五輪を含めて7連覇の快挙に350万円、37年ぶりの団体制覇と種目別優勝に50万円ずつの特別報奨金をボーナスとして上乗せした。

 内村は7年連続で日本協会の年間最優秀選手に選ばれた。優秀選手には白井健三(日体大)ら団体総合金メダルのメンバーと、新体操の世界選手権で40年ぶりの表彰台となる団体種目別リボンの銅メダルを獲得した日本代表6選手、特別賞には日本代表応援キャラクターの「鉄腕アトム」が決まった。