2015年にもっとも成果を出し、日本中を沸かせたチームを表彰する「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2015」表彰式が19日、都内で行われ、ラグビーW杯イングランド大会で南アフリカなどを破る3勝を挙げた、ラグビー日本代表が最優秀賞を受賞した。

 W杯メンバーのSO広瀬俊朗(34=東芝)、ロック大野均(37=東芝)が参加。広瀬は「15年のイヤーだけでなく、僕の人生、生涯のベストチームがつくりあげられたと思う」と胸を張り、大野は「4年間ハードワークしてきた結果、皆様に感動と勇気を与えられてうれしく思う」とあいさつした。主将を務めたフランカーのリーチ・マイケル(27=東芝)からはビデオメッセージが届き、FB五郎丸歩(29=ヤマハ発動機)が「世界を驚かすことができ、大きな使命を果たせた気がします。この賞で、最高の仲間との良い思い出が、また1つ増えました」のコメントを寄せた。

 優秀賞には女子W杯カナダ大会準優勝のサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」、世界初の視線追跡型VRHMD(バーチャルリアリティヘッドマウントディスプレイ)を開発した「FOVE開発チーム」、感情を持ったパーソナルロボットを開発した「Pepperプロジェクトチーム」、今年3月に開業した「北陸新幹線金沢開業チーム」の4つが選出された。