女子58キロ級の安藤美希子(いちご)はスナッチ93キロ、ジャーク120キロのトータル213キロで8位だった。

 五輪出場枠は昨年と今回の世界選手権の成績を得点に換算し、国・地域別の順位に応じて配分される。

 安藤は自らの持つトータルの日本記録に届かず「最低でした。まだまだ、全然」と8位にも落胆した。

 スナッチの最終試技で95キロを失敗。ジャークでは123キロを2度連続で挙げられなかった。日本記録をマークして2連覇した6月の全日本選手権時のフォームと比べ「動きが悪くなっていた」と、迷いを抱えながらだった試技を悔やむ。「一からやり直したい」と反省した。三宅義行監督は「コンディションが悪かった。試合に向けた調整のやり方を見直す必要がある」と課題を挙げた。