「ポセイドンジャパン」こと水球女子日本代表が25日、リオデジャネイロ五輪最終予選となるアジア選手権(12月16~20日・中国)に向けた強化合宿を公開した。

 五輪での女子水球競技は00年シドニーから始まり、日本はまだ出場がない。初の五輪切符をかけたアジア選手権は日本と中国だけが出場し、3戦中2勝先取した方が五輪に行ける。今年の世界選手権で中国5位に対し、日本は15位と力の差はあるが、曲山紫乃主将(28)は「東京五輪の前に、中国を倒してオリンピックにいくのが大事」と強気。「左利きのシューターと大型のセンターがいるので、そこをしっかり守ってカウンターで点を取りたい」と、勝利のイメージを思い描いた。