7人制ラグビーのリオデジャネイロ五輪アジア予選日本大会(28~29日、秩父宮)で出場権獲得に挑む、女子日本代表「サクラセブンズ」が26日、都内のラグビー場で練習を行った。

 冒頭15分以外を非公開にし、初戦の中国戦などを想定した連係を確認。50メートル6秒6の快足エース山口真理恵(26=ラガール7)は「フィニッシャーとしてトライをとりたいし、相手のトライを守りたい」と役割を担った。

 山口とは小中学校の同級生で一緒にプレーしてきた鈴木彩香(26=アルカス熊谷)は、左膝十字靱帯(じんたい)断裂の大ケガから復帰したばかり。ポジションもBKからFWに転向。「新たなポジションでやることは、めっちゃおもしろいです。これまで女子ラグビーを支えてくれた人、小中学生、みんなの夢でもある五輪の切符を獲得したい。リオで金メダルをとる目標にチャレンジしたい」と気を吐いた。