７人制ラグビー女子日本代表「サクラセブンズ」の立正大４年・鈴木陽、同３年・大黒田、東京学芸大２年・小出の女子大生トリオが、チームをリオ五輪へ導く。２６日、リオデジャネイロ五輪アジア予選第２戦日本大会（２８～２９日、秩父宮）に向けて都内で練習した。

　メンバー最低身長１５０センチの鈴木は「敏しょう性とスピードで流れを変えたい。大学生が先陣をきって失敗を恐れずにチャレンジします」。キッカーの大黒田は手先も器用で、仲間のネイルを担当。小出が足の桜の花ネイルを披露した。１２人の大会登録メンバーは今日２７日に発表される。

　◆７人制ラグビー五輪への道　香港大会と日本大会の２大会合計ポイント（Ｐ）１位が、リオ五輪の出場権を得る。２大会とも６チーム総当たりでリーグ戦を行い、勝ち点（勝ち３、引き分け２、負け１、棄権０）によって順位決定戦へ。香港大会優勝の日本は現在６Ｐ獲得。日本大会も優勝なら計１２Ｐで決定。２位でも、優勝がカザフスタン（５Ｐ）以外なら出場権獲得。カザフスタンなら当該国同士の得失点差で決まる。