女子個人予選が行われ、中野蘭菜(星稜ク)は97・995点の22位だった。

 18歳の中野蘭菜(星稜ク)は、ぐんぐんと高く伸びるダイナミックな跳躍が目立った。演技を終えるとスタンドに向かい、満面の笑みで両手を振る。「全日本選手権で勝てなかった理由の(跳躍の)高さを中心に頑張って練習してきたことが、(今回の)点数にしっかり出た」と素直に喜んだ。

 初の五輪出場を目指す高校3年生は「演技点をもう少し上げて(決勝進出の)8人に残って切符を取りたい」と力を込めた。