水泳の世界選手権男子400メートル個人メドレー金メダリストの瀬戸大也(21=JSS毛呂山)が27日、高地合宿先の米フラグスタッフへ出発した。

 9月に両足を手術。前週の東京スイミングセンター(SC)招待記録会に出場するはずだったが大事を取って欠場していた。足の状態について「キック練習をすると痛みはある」と話したが、普段の痛みは消え、回復傾向にあることを明かした。

 復帰戦は来年1月17日の東京6大学対抗戦(横浜国際プール)を予定。25メートルの短水路プールだが「世界記録に近いところを出したい」と来年リオデジャネイロ五輪を見据えて言った。標高2100メートルのフラグスタッフでは約1カ月泳ぎ込み、年末年始も正月返上でグアム合宿に行く。「足のケガを治し、1日1日をしっかり過ごしていきたい」と前を見た。