リオ五輪から新種目となる7人制ラグビーのリオデジャネイロ五輪アジア予選日本大会が開幕した。

 第1戦の香港大会で優勝し、出場権獲得に優位に立っている女子日本代表は、初戦で中国代表と対戦。前半4分、ラインアウトからモールで押し込み、大黒田裕芽(21=アルカス熊谷)が先制トライを挙げた。エース山口真理恵(26=ラガール7)が同7分、後半1分に2トライで加点し、20-7と快勝。山口は「外で勝負しようと思っていた。いいボールがきたので、いいトライができた。でもまだ始まったばかり。オプションはまだある」と次戦を見据えた。

 浅見敬子ヘッドコーチは「初戦の中国戦がすべてと思ってやってきた。我々にとって大きな成果」と、香港大会で敗れた中国に雪辱した選手をたたえた。午後には第2戦グアム戦、第3戦香港戦が行われる。

 香港大会と、日本大会の2大会合計ポイントの優勝チームにリオ五輪の出場権が与えられる。