オール三菱が試合終了と同時のFGで、スコアを24-21としてアズワンを下し、バトル9リーグ3連覇を果たした。

 オール三菱は前半、エースQB谷口-RB小形のホットラインがさえた。同コンビで第1Qに29ヤード先制TDパスを決めると、同点で迎えた第2Q9分54秒、谷口のパスをつかんだ小形が、左サイドラインを走って、29ヤードの勝ち越しTDを奪った。

 後半もオール三菱がリードし、アズワンが追う展開となったが、アズワン粘りを見せる。第4Q9分2秒にはQB田原がWR要へ、30ヤードの同点TDパスを決めた。

 しかし、試合時間残り1分8秒でオール三菱がファンブルリカバー。敵陣26ヤード地点からの攻撃権を得ると、最後はK若松が35ヤードのFGを決め、混戦に終止符を打った。

 主将のDL窪木は「どうにか勝ちきることができたが、まだまだ未熟。この反省を糧に上を目指して頑張りたい」と、来季の上位進出を誓っていた。