体操界のエース内村航平(26=コナミスポーツク)が「五郎丸超え」を宣言した。日本体操協会は3日、都内で「体操ニッポン選手団祝勝会」を開催。壇上で来年のリオデジャネイロ五輪に向けた抱負を聞かれた内村は「世界選手権から帰国したら、ラグビーの五郎丸人気がすごくて悔しかった。リオでは、みんなが感動する演技で金メダルをとって、体操が注目されるようにしたい」と話した。

 今年の世界選手権では団体で37年ぶり金メダルに輝いた体操男子だけでなく、同女子、新体操、トランポリンも五輪出場権を獲得。トランポリン世界選手権4位で五輪出場を決め、1日に帰国したばかりの伊藤正樹(27)は「体操の1つとして祝勝会に呼ばれて、うれしい。リオの目標は金メダル」と話した。