高難度の4回転ジャンプを武器に今季旋風を起こしている金博洋(中国)は、大技が不発に終わった。冒頭の連続ジャンプは4回転ルッツで手をつき、強引につなげた3回転トーループは回転が不足。SP3位につけたものの「満足していない」と渋い顔だった。

 憧れの羽生とNHK杯に続いて争うが「緊張はない。(フリーも)ベストを尽くすだけ」と平常心を心掛けた。