2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、新たな大会公式エンブレムの選定で64作品が2次審査を通過し、全エンブレム委員による来年1月7~9日の本格審査に進んだと発表した。

 デザインや文化、芸術が専門のエンブレム委の委員12人が21日に投票、22日に協議して1次審査を通った311作品から絞り込んだ。

 当初想定した100~200作品から通過数が大幅に減った理由を、組織委は「話し合いを経て一定の得票数で線引きした」と説明した。年明けの審査で3~4作品を選んで公表し、組織委のホームページなどで国民から意見を募った上で来春の決定を目指す。