全日本ジュニア選手権2位の白岩優奈(14=京都醍醐ク)が、強心臓ぶりを発揮した。出場30人の中でトップを切って、リンクに登場。3回転ルッツ-3回転トーループなどジャンプを決めて、61・92点の高得点をマークした。

 11月の全日本ジュニア選手権でもSPの1番手で登場し、2位の好演技を見せた。「まさか2回連続で(滑走順)1番をひくとは。最初はどうしようかと思いましたけど。自分の演技に滑走順はあまり関係ないみたいなので」と話した。

 初の全日本選手権、しかもトップバッターで堂々とした演技だ。14歳は「北海道に来たのも初めて。その地域を知って楽しむことがいい演技につながったと思います」と口にした。「何をして楽しんだか?」と質問されると「京都はあまり雪がないけど、ここにはいっぱい雪があるので。雪だるまを作って遊んでいました」とにっこり笑っていた。