男子の羽生結弦(21=ANA)はフリー183・73点、合計286・36点で4連覇し、世界選手権(来年3~4月・米ボストン)の代表に決まった。

 世界歴代最高得点でグランプリ(GP)ファイナル3連覇を達成した羽生は、2シーズンぶりの世界選手権制覇に期待が懸かる。

 GPファイナル3位の宇野昌磨(18=中京大中京)が2位に入り、代表切符を確実にした。

 女子ショートプログラムは、休養を経て2年ぶりの出場となった浅田真央(25=中京大)が5位と出遅れ、昨年覇者の宮原知子(17=大阪・関大高)が首位に立った。

 世界選手権の代表枠は女子が「3」、男子が「2」で、27日に全メンバーが発表される。