能代工(秋田)が2007年以来の3位となった。

 盛実海翔主将以下、主力と控えの3年生が最後の一戦にまとまった。伝統の走って拾うバスケットをコート上で展開した。第4Q早々、中村碧杜が腰を痛めて退場。代わりに出た金久保翔がシュートを決めるなど、選手層の厚さで銅メダルを勝ち取った。今年4月にアシスタントコーチから昇格した栄田直宏コーチ(45)は、「結束」をテーマにチームを育成してきた。「うまくまとまってここまで来られた。いい形で終わることができた」と、復活の手応えをつかんだ様子だった。