3学年そろって現校名で出場が最後になった伏見工は、3冠を狙う東海大仰星に完敗した。

 終始、優勝候補の東海大仰星に圧倒された。後半14分にラックから左へパスを回し、WTB河新太郎(3年)が1トライを奪うにとどまった。

 NO8佐々木輝主将(3年)は「悔しいけど仰星はやっぱり選抜(全国選抜大会)優勝のチームなだけある」と話した。4月に入学する1年生は「京都工学院」という名で入部してくるが「名前が変わっても今の1、2年生が築いていってくれるのでOBとして応援したい」。

 山口良治総監督も「ゼロからの出発でしっかり頑張って欲しい。校名が変わってもラグビーは変わらないので多くの方に期待してもらえる魅力あるプレーをしていただきたい」とエールを送った。