自動車の元F1ドライバーで、昨季は国内最高峰のスーパーフォーミュラに参戦した小林可夢偉が、脊髄損傷の治療研究の資金寄付を目的とした慈善マラソンの「ウィングス・フォー・ライフ・ワールドラン」のアンバサダーを昨年に続いて務めることになり、20日に東京都内で行われた記者会見で「一緒に楽しむことが1日も早い医療の開発につながる」と参加を呼び掛けた。

 このイベントは世界30カ所以上の会場で一斉にスタート。日本では5月8日に滋賀県高島市で行われ、参加費の全額が寄付される。

 小林は今季の活動については「まだ模索中。海外もあればいい。日本よりも、海外の方が合っていると思う」と話した。