師円の妹が銀デビューだ。山形中央・ウィリアムソン・レミ(1年)が女子団体追い抜き(チームパシュート)で大会初出場。小竹琉湖(るこ、2年)、鈴木杏菜(1年)と息のあった滑りを見せ、3分28秒03で2位に入った。

 14年ソチ五輪で当時高校生ながら日本代表に選出されたウィリアムソン師円(20=日本電産サンキョー)を兄に持つ。個人種目での出場は無かったが、団体競技での表彰台に貢献した。師円も指導した同校の椿央監督(50)は「体の使い方がうまいし、パワーもある。レミは『今は師円の妹だけど、いずれレミの兄と言われるようにしたい』と言っている」と心身の強さを評価。レミは「最終的にはオリンピックに出たい。2人で出られたら。でも自分が力不足なので、夏場に力をつけたい」と兄妹五輪出場へ意気込んだ。