シングルス4回戦の男子で第7シードの錦織圭(日清食品)は第9シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)に6-4、6-2、6-4で勝ち、2年連続3度目のベスト8進出を果たした。

 錦織は女子の杉山愛を抜き、日本勢単独最多の全豪20勝目。4大大会の8強入りは昨年の全仏オープンに続いて5度目となり、佐藤次郎の日本男子最多6度に迫った。

 準々決勝では全豪の日本男子として1932年の佐藤以来84年ぶりとなる準決勝進出を懸けて、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に挑戦する。ジョコビッチは第14シードのジル・シモン(フランス)にフルセットの末に競り勝った。第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)、第6シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)も勝ち上がった。

 女子は第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)、第4シードのアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)、第5シードのマリア・シャラポワ(ロシア)、第10シードのカルラ・スアレスナバロ(スペイン)が8強入りした。