カヌー・スラロームでリオデジャネイロ五輪出場を決めている矢沢一輝(善光寺大勧進)と妹の亜季(昭和飛行機工業)が6日、長野市内の善光寺で行われた長野灯明まつりの点灯式に出席した。長野出身の兄妹は、ライトアップされた善光寺を背景に、参加者から記念撮影を頼まれるなど引っ張りだこだった。

 3大会連続出場となるが、僧侶として初の五輪に臨む一輝は「兄妹でいい成績を挙げて、目立てるように頑張りたいです」とあいさつした。亜季は「初めての五輪になりますが、しっかり準備して臨みたいです」と、初出場に意欲を見せた。兄妹は週明けに、強化合宿などのため、オーストラリアへ出発する。