男子テニスのメンフィス・オープンで4連覇を目指す第1シードの錦織圭(日清食品)が8日、米テネシー州メンフィスの会場で記者会見し「相性のいい大会だし、自信はある。今年もいい結果を残したい」と意気込んだ。

 準々決勝に進んだ1月の全豪オープンで右手首を痛めたが「数日間しっかり休めた。この1週間は痛みもなく練習をやれている」と話し、影響がないことを強調した。

 大会は室内のハードコートで行われる。今年は表面が新しく塗り直されたため、球足がかなり遅くなったという。「速かった去年までと比べてがらりと変わった。ラリーが長くなるので、自分にとっては戦いやすい」と自信を示した。

 世界ランキング124位のライアン・ハリソン(米国)と対戦する初戦の2回戦は、10日午後7時半(日本時間11日午前10時半)以降に行われる予定。