渡部暁斗(北野建設)は4位に終わり、連続の表彰台が6戦で途切れた。前半飛躍(HS140メートル、K点124メートル)は124・5メートルの125・8点で3位につけたが、トップと33秒差で出た後半距離(10キロ)で順位を落とした。

 ヨルゲン・グローバク(ノルウェー)が飛躍の8位から逆転で今季初勝利、通算2勝目を挙げた。

 渡部剛弘(明大)が個人戦では自己最高の9位と健闘。渡部善斗(北野建設)は20位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は42位、加藤大平(サッポロノルディックク)は48位だった。

 渡部暁斗の話 ペースを上げ切れなかった。(失速の原因は)分からないとしか言いようがない。究明するために一つずつ疑問点をつぶしていかないといけない。

 渡部剛弘の話 うれしい。このタイミングで1桁順位を取れたのは自分でもびっくり。現時点での力は精いっぱい出せた。今後にもつながる。