日本水連の強化合宿が9日、都内で公開され、競泳の北島康介(33)がベテラン金藤の日本記録に刺激を受けた。

 6日の3カ国対抗の女子200メートル平泳ぎで、高速水着時代だった09年の日本記録を0秒68更新する世界歴代5位の2分20秒04をマークし、引退危機を乗り越えた27歳を「やばいよね。すごい。彼女も苦しんできた。この年で結果が出て自信になると思う」と絶賛。自身も平井伯昌コーチ(52)から「全盛期を思わせる泳ぎ」と言われるほど好調を持続。5大会連続五輪出場へ「(自己)ベストを出したい」と金藤に続く覚悟をみせた。