柔道のグランドスラム・パリ大会を終えた男子日本代表が9日、帰国した。

 国際大会では14年世界選手権以来の優勝を飾った男子66キロ級の海老沼は、リカバリー方法の改善に手応えをみせた。筋肉量が増えて約10キロの減量が必要。昨年12月のグランドスラム東京大会では、計量後のリカバリー方法に苦しみ、脱水症状で試合では思うように体が動かなかった。今回は栄養士と相談し、「水分を多くした」という。五輪までは半年。「リオで金メダルをとってやっと喜べる」と気を引き締めていた。