テニスのトップクラスの大会で八百長疑惑が報じられていることや、審判員が不正に関与して処分を受けるなどの問題に関し、テニスの国際統括4団体が12日、独立調査委員会の設立を発表した。

 男子ツアーのATP、女子ツアーのWTA、国際連盟、4大大会ボードの共同発表で、不正監視団体のTIUなどの効力をさらに高めていく。

 独立性を確保するため、テニス界以外の第三者も積極的に起用し、無期限で調査を進めていく。

 中間報告書の発表まで最低でも1年をかけるという。