13日の決勝は女子が初優勝を目指すLS北見と富士急、男子は4連覇を狙うSC軽井沢クとチーム東京の顔合わせに決まった。女子で1次リーグ2位のLS北見は同1位の北海道銀行を6-3で破った。北海道銀行は同3、4位の対戦で勝った富士急との準決勝でも延長の末に5-6で敗れた。男子は1次リーグ1位のSC軽井沢クが2位のチーム東京を7-4で下した。チーム東京は準決勝でチーム荻原に10-7で勝った。優勝チームは日本代表として世界選手権に出場。

 創部6季目の富士急が金星をつかんだ。5-5で迎えた延長11エンドで相手のスキップ小笠原のミスで1点が転がり込んだ。フォースの35歳の西室は「同世代の小笠原さんにずっと勝ちたいと思っていたので良かった」と顔を紅潮させた。チーム長野時代に06年トリノ、10年バンクーバー両五輪を逃し、再び五輪を目指して作ったチームでようやく壁を乗り越えた。今日13日の決勝はLS北見と対戦。「崖っぷちの気持ちでやっていきたい」と無欲で挑む。