井村ジャパンが不安を吹き飛ばす。シンクロナイズドスイミング日本代表は12日、都内で練習を公開した。チームの出場権のかかる五輪最終予選はリオデジャネイロ五輪本番会場で3月2日から始まる。現地では携帯電話を狙う強盗の増加が指摘され、ジカ熱への不安が広がる。日本チームは昨年末から国内でも歩きスマホを禁止し、現地では強力な殺虫剤を手配するなど準備は万全だ。

 先月下旬からのグアム合宿では屋外で猛練習。突風が吹く中でのリフト練習に選手たちは耐えた。上位3カ国に五輪出場権が得られる中、ウクライナを上回ることが五輪メダルにつながる。井村ヘッドコーチは「1位通過しか考えていない」と決意を口にした。