ラグビーのイングランド・リーグ、プレミアシップのニューカッスルに期限付き移籍したプロップ畠山健介(30=サントリー)が12日(日本時間13日未明)に行われたレスター戦に途中出場した。

 日本人では00年からサラセンズでプレーした岩渕健輔氏以来2人目、FWとしては日本人初の公式戦出場を果たした。

 国内トップリーグのシーズン終了後、1月29日に渡英してわずか約2週間でのプレミアシップデビューとなった。背番号18で控えメンバー登録された畠山は後半25分から途中出場。試合はリーグ12チーム中最下位だったニューカッスルが同3位のレスターに26-14で勝利。暫定ながら10位に上がり、畠山にとっては幸先よいスタートとなった。

 畠山は試合後「チームがしっかり勝つことができて、とても良かった。そんな長い時間ではなかったが、プレーすることができて、とてもいい一歩になった。まずは一つ一つの試合、準備をしっかりとやっていきたい」と話した。