第1シードで世界ランク7位の錦織圭(26=日清食品)が、決勝で同145位の新鋭、テーラー・フリッツ(18=米国)を下し、大会史上初の4連覇を達成した。
第1セットは先にブレークを許し0-3とリードされる苦しい展開となったが、第5、第9ゲームでブレークし、6-4で先取した。第2セットは錦織が第5ゲームでブレークすると、5-4で迎えた第10ゲームのマッチポイントを「エア・ケイ」で決めた。錦織は6-4、6-4のストレート勝利で今季初優勝、ツアー通算11勝目を挙げた。
錦 織 | 2 | 6-4 6-4 | 0 | フリッツ |
- 男子テニス・メンフィスオープン決勝 大会初の4連覇を達成した錦織圭は、「ギター・トロフィー」を抱えて笑顔を見せる(撮影・PIKO)
第2セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
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錦 織 | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | 6 | |||||||
フリツ | ○ | ○ | ○ | ○ | 4 |
○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク
※フリッツのサービスで第2セット開始
第10ゲーム ワイドのサービスを決めた錦織が先行。フォアのドロップショットも決まりリードを広げる。40-15のチャンピオンシップポイントは「エア・ケイ」で決め、錦織が勝利を収めた
第9ゲーム 15-40からフリッツが踏ん張りキープ
第8ゲーム サービスエースを決めた錦織がラブゲームでキープ
第7ゲーム フリッツがキープ
第6ゲーム 錦織がラブゲームでキープ
第5ゲーム 15-40と今度は錦織がブレークのチャンス。1ポイント返されるもフォアハンドに回り込んだショットが決まる。錦織がブレーク
第4ゲーム 15-40とフリッツがブレークのチャンス。錦織がサービスエース決め追いつくと、フリッツもクロスのバックハンドを決め接戦に。最後は錦織が振り切ってキープ
第3ゲーム ワイドのサービスエースを決めたフリッツがキープ
第2ゲーム 錦織がキープ
第1ゲーム 錦織が0-40とブレークのチャンス。しかしフリッツが踏ん張りキープ
第1セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ○ | ● | ○ | ○ | ● | ○ | 6 | |||||||
フリツ | ○ | ● | ○ | ○ | 4 |
○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク
※フリッツのサービスで第1セット開始
- リターンする錦織(撮影・PIKO)
第10ゲーム サーブから角度のフォアが決まる錦織。錦織がラブゲームでキープ。第1セットを先取した
第9ゲーム 15-40の劣勢から錦織が粘りを見せる。フォアのリターンエースもさえ錦織がこのゲーム2度目のブレーク
第8ゲーム ファーストポイントを奪われたが、錦織がキープ
第7ゲーム チャンスがあった錦織だが、フリッツが要所でサービスエースを決めキープ
第6ゲーム ショットが安定してきた錦織がキープ
第5ゲーム 0-40の劣勢から錦織がブレーク
第4ゲーム 錦織が40-30からキープ
第3ゲーム フリッツが再びラブゲームでキープ
第2ゲーム フリッツがブレーク
第1ゲーム ファーストサーブで圧倒し、フリッツがラブゲームでキープ