フィギュアスケートの4大陸選手権(18~21日・台北)に出場する宇野昌磨(愛知・中京大中京高)と村上佳菜子(中京大)が16日、中部国際空港で出発を前に取材に応じ、宇野は「(5位に終わった)去年の思いを晴らすつもりでやってきた。自分が満足いく演技をして結果がついてきたらいい」と意気込んだ。

 練習中の4回転ループを、今回は挑戦しない意向だ。1日に1回は成功するまでに確率が上がってきたというが「ループを入れてのプログラムの練習をしていないので、試合だけやるわけにはいかない」と話した。

 前々回優勝の村上は、相性のいい大会へ向け「今シーズンで一番いい調子。あとは自信を持って滑るだけ」と話した。