女子フリーが行われ、宮原知子(17=関大高)がショートプログラム(SP)に続き、142・43点の自己ベストをマークして、合計214・91点で初優勝した。

 3回転ルッツからの冒頭の3連続ジャンプを決めると、そこから流れるように1つ1つの技を丁寧に重ねた。「最後のジャンプまで緊張していましたけど、大きな失敗がなくて良かった」。過去2大会は、2位止まりだったが、完璧な演技でトップを守りきった。

 ソチ五輪での浅田真央の142・71点に次ぐ、日本女子歴代2位の記録だが、「80点」とまだ満足はしない。「もっといい演技ができた時にガッツポーズをしようと思います」と、3月30日開幕の世界選手権に向け、さらに演技を磨いていく。