女子日本代表は第2戦でブラジル代表に3-0のストレート勝ちし、第1戦のチェコ戦に続いて連勝発進した。

 1番手の石川佳純(23=全農)以外は、メンバーを入れ替えた。2番手に起用された世界選手権団体戦初出場の若宮三紗子(26=日本生命)は、日系の15歳美女タカハシと対戦。相手の強烈なバックハンドなどに苦しめられたが「若いと知っていたので、思い切り来ると思って準備していた。断ち切れて良かった」と1-3で退けた。

 3番手は代表選考会で優勝して初の権利を勝ち取った浜本由惟(17=エリートアカデミー)が初登場。身長174センチの長身を生かした強烈なフォアハンドや、高々とトスを上げるサーブで相手を崩してストレート勝ちした。「すごい緊張していたんですが、(ベンチの)みなさんのアドバイスや応援に助けられました」。第3ゲームは15-13で粘り勝つなど、勝負強さも示した。

 日本は29日に、1次リーグB組全勝突破に向けた最大のヤマ場となる第3戦の北朝鮮戦に臨む。