バレーボール男子日本代表の南部正司監督は11日、ブラジルリーグのマリンガでプレーするウイングスパイカー(WS)福沢達哉(29)を約2年ぶりに招集する意向を示した。

 都内で行われたリオデジャネイロ五輪の男女世界最終予選の組み合わせ抽せん会に出席した同監督は「福沢の力も借りたいと思う」と話した。WS石川ら若手中心の現在のチームで五輪経験者は08年北京大会代表のWS清水だけとあって、14年6月のワールドリーグ(小牧)で負傷離脱して以来代表から遠ざかる福沢に期待した。世界ランク14位の男子は5月28日の初戦で同20位のベネズエラと対戦する。男子に先立って開幕する女子は同14日のペルー戦が初戦。