東京都八王子市内の法政大水泳部の合宿所で大麻を所持していたとして、警視庁新宿署は29日までに、大麻取締法違反の疑いで同大水泳部所属の大学1年の男子学生(19)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は28日午前10時半ごろ、八王子市の合宿所内にある自分の部屋で大麻約2グラムを所持していた疑い。

 男子学生は「自分で使用するために持っていた。知人から譲り受けた」と供述、容疑を認めている。同署が入手ルートを調べている。

 新宿署によると、新宿区歌舞伎町のカラオケ店で昨年12月下旬、忘れ物のかばんの中から大麻が見つかり、防犯カメラの映像などから男子学生の所持品と分かり、調べていた。

 法政大は「本学の学生が逮捕されたことは大変遺憾。事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントしている。