世界ランク6位で第6シードの錦織圭(26=日清食品)が、同26位のニック・キリオス(20=オーストラリア)を6-3、7-5で下し念願のマスターズ大会初優勝へ王手を懸けた。
3日(日本時間4日)に行われる決勝では同1位のノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)と対戦する。
- 決勝進出を決め声援に応える錦織(AP)
- キリオスを下して決勝進出を決め、ガッツポーズする錦織(ロイター)
錦 織 | 2 | 6-3 7-5 - | 0 | キリオス |
第2セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | 7 | ||||||
キリオ | ● | ○ | ○ | ○ | ○ | 5 |
○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク
第12ゲーム 30-15からキリオスがサーブアンドボレー失敗で30-30。サービスポイントで40-30。キリオスのバックがアウトしジュース。ダブルフォールトでマッチポイントも錦織のフォアがネットにかかり再びジュース。錦織がフォアのストレートのウイナーで2度目のマッチポイント。長いストローク戦から最後は錦織がボレーを決め錦織がブレークして第2セットも連取し、決勝進出を決めた
第11ゲーム ストローク戦でキリオスが連続ミス。錦織がラブゲームでキープ
第10ゲーム ファーストサーブで圧倒しキリオスがラブゲームでキープ
第9ゲーム キリオスのダウンザラインを錦織が反応良くハイバックボレーで返す。ストローク戦で優位に立ち錦織がラブゲームでキープ
第8ゲーム キリオスが7本目のエースを決めるなどでキリオスがキープ。両者譲らぬ展開が続く
第7ゲーム 錦織が冷静にフォアの逆クロスでポイント先行。サービスポイントも決め40-0。最後はフォアのストレートがウイナーとなり錦織がラブゲームでキープし流れを渡さず。キリオスは判定にいら立っている様子
第6ゲーム キリオスが5、6本目のエースでラブゲームでキリオスがキープ
第5ゲーム 錦織が30-0とリードも、キリオスがネットプレーを決め30-15。3度目のダブルフォールトで30-30。サービスポイントで40-30。最後は錦織のフォアの深いリターンをキリオスが返せず錦織がキープ。流れを戻したか
第4ゲーム キリオスのファーストが決まり30-0とリードされるが、錦織がドロップショットを決めて30-30。しかし、逆を突かれ40-30。キリオスの凡プレーでジュースとなったが、サーブポイントでキリオスがキープ。キリオスにやや流れが出てきたか
第3ゲーム 錦織のフォアがネットにかかり30-30。ネットに出た錦織にパッシングショットをキリオスが決め、30-40と初のブレークピンチ。錦織のバックのダウンザラインがウイナーとなりジュース。アドバンテージから錦織がサーブアンドボレーに出たが、パッシングを決められ再びジュース。3度目のジュースでフォアのウイナーを決められ2度目のブレークピンチ。ダブルフォールトでキリオスがブレーク
第2ゲーム 錦織が相手ミスなどでリードし、リターンエースも決まり0-40。30-40と巻き返されたが、最後はフォアのクロスがウイナーとなり錦織がブレーク
第1ゲーム 錦織のサーブで第2セット開始。錦織がフォアの逆クロスのウイナーで15-0。その後もストローク戦で主導権を握りラブゲームで錦織がキープ
- リターンする錦織(撮影・PIKO)
第1セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ● | 6 | |||||||
キリオ | ○ | ○ | ○ | 3 |
○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク
第9ゲーム キリオスのリターンがアウトし0-30とリードするが、キリオスのフォアのウイナーが決まって15-30。ネットに出てきたキリオスの頭上を越えるロブでセットポイント。ダブルフォールトで錦織がブレークして第1セットを先取。ここまでは錦織にスキはなく、危なげない展開となっている。第1セットの錦織のファーストサーブの確率は57%。ファーストのポイント獲得率は83%、セカンドは66%。サービスエースは2本。
第8ゲーム キリオスがネットプレーで攻めポイント先行されるが、錦織がストロークで左右に振ってミスを誘い30-15。ダブルフォールトで40-30となるが、力強いフォアのストレートをキリオスが返せず錦織がキープ
第7ゲーム 30-30から錦織のバックのリターンがアウトし40-30。続くフォアのクロスのリターンもアウトしキリオスがキープ。ここまえキリオスのファーストのポイント獲得率は68%。第1ゲームで連続してエースを決められたが、その後は錦織がファーストをきっちりと返している
第6ゲーム ストローク戦で優位に立ち、2本目のエースがセンターに決まる。最後はドロップショットを決め錦織が危なげなくキープ
第5ゲーム キリオスがフォアのウイナーを決め40-15。最後は逆を尽くバックのウイナーでキリオスがキープ
第4ゲーム キリオスに先行されたが、相手連続ミスで40-15と巻き返し。最後はフォアのウイナーで錦織がキープ
第3ゲーム コードボールを錦織がバックでたたきウイナー。ストロークでも競り勝ち0-30。錦織がファーストを返し、相手ミスでトリプルのブレークポイント。エースなどで巻き返されたが、ダブルフォールトで錦織がブレーク
第2ゲーム 錦織が相手の逆を突くフォアのウイナーで30-15。最後はセンターへのエースで錦織もあっさりとキープ
第1ゲーム キリオスのサーブで試合開始。キリオスがいきなりワイド、センターと連続エース。その後もサーブで圧倒しラブゲームでキリオスがキープ
- リターンする錦織(AP)