9月に開幕するバスケットボール男子のBリーグは6日、東京都内で理事会を開き、B1、B2に参加するチームの呼称は地域名と愛称で構成し、企業名は入れないことを決定した。略称は地域名のみとする。

 地域密着と独立採算でのチーム運営を促すことが狙いで、大河正明チェアマンは「チームが地域に根ざすためには、大きな前進といえる」と述べた。実業団の流れをくむナショナルリーグ(NBL)の全5チームなど企業チームも参戦するため、正式名称では企業名を用いることを認めた。呼称では「サンロッカーズ渋谷」や「川崎ブレイブサンダース」となるが、正式名称では「日立サンロッカーズ東京・渋谷」や「東芝川崎ブレイブサンダース」となる。

 外国人選手がコート上で同時にプレーできる人数の上限を定めた「オンザコートルール」も承認した。各クオーター2人までで、1試合を通して最大で延べ6人とする。振り分けは各チームが戦略に合わせて決定し、試合開始の1時間前に申請する。