バドミントンのリオデジャネイロ五輪男子シングルス代表を確実としていた桃田賢斗(21)と、2012年ロンドン五輪代表の田児賢一(26)が、違法性が疑われるカジノ店に出入りしていた件について、日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事(63)が7日、都内の連盟事務所で対応した。

 これまで2人の賭博行為を耳にしたことは「全くないです。驚いています」とし、「国民のみなさん、バドミントンファンのみなさんに対し申し訳ない。現段階では、厳しい処分を下そうと思う」とした。

 桃田は、昨年のスーパーシリーズファイナルを日本男子で初制覇するなど、リオ五輪のメダル有力候補だが、代表として「推薦はできない」と出場が厳しい見解を示した。協会は10日に緊急理事会を開き、処分を協議する。