男子テニスのラファエル・ナダル(スペイン)がドーピング疑惑に対して潔白を証明するため、国際テニス連盟(ITF)に過去の薬物検査の全結果や血液データなどを公開するよう文書で求めたことが分かった。AP通信が26日、伝えた。

 元世界ランキング1位のナダルは3月にテレビ番組でドーピング疑惑を指摘したフランスの元保健・青年・スポーツ相に対し、名誉毀損(きそん)で訴訟を起こしている。