NO8リーチ・マイケル(27=東芝)とプロップ山下裕史(30=神戸製鋼)が所属するニュージーランド(NZ)・カンファレンス首位のチーフスが、シャークス(南アフリカ)に競り勝った。これで8勝1敗とし、勝ち点を37に伸ばした。フル出場したリーチは2試合連続のトライを決め、勝利に貢献した。また3月20日の第4節ジャガーズ戦(30○26)以来の先発となった山下は後半29分までプレーした。

 過去20回の対戦で10勝10敗という両者の試合は、この日も接戦となった。開始1分にチーフスが先制トライを奪うと、前半10分のペナルティーゴール(PG)成功などもあって10-3とリードする。迎えた前半23分、ゴール前中央約10メートルまで攻め込むと、左に展開しながらさらに前進。最後は左隅で待っていたリーチがロングパスをジャンピングキャッチし、インゴールに置いて15-3とリードを広げた。

 その後はシャークスの反撃にあい、15-15と追いつかれて前半を折り返した。後半は8分、22分、29分と3本のPGをSOクルーデンが確実に決めてふたたびリードを広げた。後半32分にトライ(ゴール成功)を奪われて2点差まで追い上げられたが、そのまま逃げ切った。

 次節は5月7日、SH田中史朗(31=パナソニック)が所属するハイランダーズ(NZ)と対戦する。