競泳のリオデジャネイロ五輪代表が2日、東京都内で合宿を報道陣に公開し、主将を務める女子平泳ぎの金藤理絵(Jaked)は「この合宿でのテーマは泳ぎ込み。気持ちの面でも負けないように、しっかりベースを上げていけたらいい」と意気込んだ。

 代表選考会だった4月の日本選手権の200メートルを2分19秒65の日本新記録で制し、2分19秒11の世界記録も視野に入れる金藤は、五輪本番の目標タイムを問われ「日本記録を更新すること。理想は2分18秒台」と宣言した。女子の15歳、池江璃花子(ルネサンス亀戸)はリラックスした様子で「少しずつ体力を上げていけたら」と話した。

 男子の萩野公介(東洋大)や瀬戸大也(JSS毛呂山)も精力的に泳いだ。