4月の全日本優勝で持ち点トップの村上茉愛(19)が2位になり、五輪代表候補入りした。6月の全日本種目別選手権後に決まる4人を加えた計7人から試技会などを経て代表5人が決まる。

 平均台のミスで2位に終わった村上は「優勝したかったけれど、3位以内に入れてよかった」と、初の五輪出場に向けて話した。ロンドン五輪はケガで出場を逃しただけに「最後の床の前に2人(寺本と杉原)に『もう泣きそう』と言った。ここまで頑張ってきてよかった」と涙をこらえて話した。「世界選手権や国際大会とは違う。五輪が楽しみです」と話していた。